よくあるご質問

どうして「給付」でなく「貸与」なのですか?
育英資金は、企業にたとえたなら設備投資と同様、この資金(設備)によって学生自らが成長し、社会に貢献できる素晴らしい人材(大きな利益)となる為の一助と考えているからです。単純な金銭援助や貧窮を救うためでないという真の意義があることからも、奨学生には選ばれたことを「誇り」思って欲しいと考えます。→ 本園が奨学金を「貸与」とする理由
奨学金を他の機関からも給付されることが決まっていますが応募できますか?
できます。当園の募集要項に基づき応募頂き、審査の結果採用になった場合、公私問わず他の機関からの育英資金の給付または貸与が決まっていても、重複しているからと言って取り消されることはありません。
奨学金を振込みで受け取ることはできますか?
原則育英資金の振込みはしていません。現金でご本人にお渡しすることが基本です。→ 奨学金の貸与額
受領は本人でないとだめですか?
原則本人の受領としています。本人が年に1回の受領時に来所し、事務局あるいは理事長に近況報告することをお願いしています。受領時には学生本人の自署で、奨学金受取の証を残していただいています。ただ、やむを得ず代理の方が受け取る場合は、事前の連絡や所定の手続き(近況報告書の提出など)が必要となります。→ 応募から支給まで(貸与手続き)
面接はありますか?
ありません。面接がありませんので、奨学生に選ばれたら、育英資金受領時には毎年来所し、事務局または理事長に会って近況報告をしていただくことになっている、とも言えます。→ 応募から支給まで(貸与手続き)
なぜ、初年度は5月以降でないと貸与されないのでしょうか?
奨学生の選考を行う「奨学生選考委員会」は4月に開催されますが、その選考結果については、5月に行われる理事会で承認されて、正式に決定するものです。
この理事会の結果を待って応募された学生の方々に結果をお知らせしていますので、採用された学生は、その通知を受領してからの貸与手続きとなります。
ただし、2年目からは新年度に入れば(4月~)貸与手続きが可能です。→ 応募から支給まで(選考)
返還の方法や金額は決まっていますか?
奨学金貸与期間終了後、皆さんの進路は様々ですので返還方法は柔軟性をもたせています。返還は現金でも振込みでも可能です。また、当園の定める返還指針に沿って返還していただければ、回数や金額は自由とお考え下さい。月々の定額返還、年に数回まとめて返還、一括返還、こうでなければいけないという決まりはありません。具体的な方法については貸与期間中あるいは貸与期間終了後でも事務局が気軽に相談に応じていますので遠慮なく尋ねて下さい。
ただ、忘れて頂きたくないのは返還の義務があるということ。返還された資金は、再び有用な後輩達に貸与され活かされていきます。→ 奨学金の返還